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博鰲アジアフォーラムで中日CEO対話
2014-04-11 21:00

   海南省で開かれている博鰲アジアフォーラムで11日午前、中日CEO対話が開かれた。対話後の記者会見で、日本経団連副会長で事務総長の中村芳夫氏は、近年、中日の経済・貿易関係につまずきがみられたが、緊密であることに変わりはないとし、日本の企業界は中国との経済・貿易協力の強化に対して前向きの強いシグナルを発信していると強調した。

   中村氏は次のように述べた。過去1年、中日間の投資と貿易の両方が減少したが、ビジネス界は良好な関係を続けている。中日は世界第2位と第3位の経済体(エコノミー)で、今後、環境保護、健康など新興分野でより多くの協力が行われるだろう。

   日本の一部メディアが指摘している対中投資リスクについて中村氏は次のように述べた。投資にリスクはつきもので、リスクはどの国にも存在する。最も重要なことは企業のリスク対応能力だ。中日の企業はより一層前向きな行動をとり、互いに働きかける形で対応し、リスクを減らすことができる。

   中国国際貿易促進委員会の于平・副会長は、中日の経済・貿易協力の潜在力は両国の企業家によってよく認識されており、今後、交流と理解を一段と強め、より多くのビジネスチャンスを探る必要があると述べた。

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