中国外交部の耿爽・報道官は14日の定例記者会見で,今月16日は故金正日朝鮮最高指導者の生誕75周年記念日で,長期にわたり朝中には特殊な関係があり,双方は意思疎通を続けているか,中国は核問題で朝鮮に対し影響力を行使するかとの質問に答え次のように述べた。
▽中朝は隣国で,両国はずっと友好的な協力関係と正常な交流を続けている。同時に,半島の非核化堅持,半島の平和・安定維持堅持,対話と話し合いによる問題解決堅持というわれわれの立場は非常に明確で,朝鮮に限らず関係各国がこれについてはっきりわかっている。
▽中国は長期にわたりずっと朝鮮の核問題の平和的解決のために努力しており,これは国際社会からも広く認められている。新たな情勢下で,中国は引き続き各国との接触と意思疎通を強め,朝鮮の核問題の早期の適切な解決のため努力する.関係各国がしかるべき責任を担い,果たすべき役割を果たすよう促す。