中国の李克強総理は１０日午後、海南省の博鰲で博鰲アジアフォーラム２０１４年次総会に出席するため訪中したパキスタンのシャリフ首相と会見した。

   李総理は次のように指摘した。中国とパキスタンの関係は新たな進展を収めている。双方とも中パ経済回廊の建設を両国の実務協力の重心としてとらえていくと表明している。このことは「中パ運命共同体」の構築に有益だ。パキスタン側と共に両国の各分野の協力を全面的にレベルアップし、年末までに経済回廊の建設に関する長期計画をまとめ、双方が協議決定した優先的に推進するプロジェクトとアーリーハーベストを目指すプロジェクトを実行に移し、経済回廊建設の好スタートを切るよう促し、金融支援をしていきたい。パキスタン側とのテロ対策協力を強化していきたい。パキスタン側が在パキスタン中国機構と人員の安全を保障するよう望んでいる。

   楊晶・国務委員が会見に同席した。