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李克強総理,東ティモール首相と会談 相互尊重・平等互恵を踏まえた協力と発展強調
2014-04-10 09:16

   2014年4月9日午前、李克強総理は海南省三亜市で東ティモールのシャナナ・グスマン首相と会談した。

   李総理は次のように述べた。きのう、習近平主席は北京でシャナナ・グスマン首相の実り豊かな会見を行った。中国は国の大小、強弱、貧富を問わず、相互尊重・平等互恵を踏まえ、協力を求め、発展をはかることを一貫して主張している。中国と東ティモールは共に発展途上国で、経済発展、民生改善、貧困撲滅の任務に直面している。中国は東ティモールとともに努力し、農業、エネルギー、人文(人と文化)など各分野の実務協力を深め、両国関係を大きさ、文化、制度の異なる国が友好的に付き合う手本とすることを願っている。

   李総理は次のように強調した。中国が提示した「21世紀海上シルクロード」の戦略構想は東ティモールが重要な一部である。われわれは東ティモールを含む海を挟んだ隣国とともに「海上シルクロード」を共に築き、実務協力を模索し、共同の発展を実現することを願っている。

   李総理は次のように述べた。中国はポルトガル語圏の国との関係を重視しており、中国ポルトガル語圏各国経済貿易協力フォーラムの枠組みの下、東ティモールを含む各国との協力を引き続き強化することを願っている。

   シャナナ・グスマン首相は次のように表明した。中国はアジアと世界の平和と発展をはかるため重要な役割を果たしている。東ティモールは中国を東アジアの最も重要な協力パートナーと考えている。東ティモールの独立と国の発展に対する中国の長年にわたる貴重な支援に感謝している。中国の発展の経験を参考にし、両国の友好・互恵協力を一段と拡大し、「21世紀海上シルクロード」建設に積極的に参加し、ポルトガル語圏各国と中国との協力の推進に積極的役割を果たすことを願っている。

   会談後、両首相は二国間の経済・技術、観光などの分野の協力文書調印に立ち会った。

   会談に先立ち、李総理はシャナナ・グスマン首相の歓迎式を行った。

   楊晶・国務委員らが同席した。

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