2022年2月4日、2022年北京冬季オリンピックの開幕に際し、張大興駐長崎総領事は冬季オリンピックのPR活動、北京オリンピックが中日関係にもたらすプラスの影響について長崎国際テレビの取材に応じた。

　張大興総領事は、長崎が中日民間交流の窓口であり、終始対中友好を牽引してきたことを挙げ、次のように述べた。当館は、長崎各界の皆様の世界、中国、スポーツ等との喜びの出会いを写真やエピソードを通して共有してもらい、北京オリンピック・パラリンピック大会への応援と祝福を送るPR活動を実施した。それらの想いが寒い冬に温かさとなり、コロナ禍の不安定な時期でも協力して団結し、困難を乗り越え、あきらめず闘い続ける気持ちになることと願っている。

　張大興総領事はさらに次のように指摘した。北京冬季大会がまもなく開幕する。中国政府と国民は国際社会に対する約束を実行し、簡素で、安全で素晴らしいオリンピック・パラリンピックの盛会を世界に届ける。「より速く、より高く、より強く、共に」というオリンピック精神を発揚し、平和と友好、団結により世界を一つにし、共に未来へ向かっていくことを期待する。

　今年は中日国交正常化50周年、中日文化・スポーツ交流促進年という節目の年であり、中日両国のウィンタースポーツのアスリートらが東京大会のアスリートたち同様、継続してスポーツマンシップにのっとりプレーで世界に感動を伝え、中日両国民の友情をより強め、手を携え友好の新たなページを刻むことができればと強調した。

　取材の内容は、2月4日18時15分から放送の「NIB news every」で紹介された。